西洋医学では、医薬品が処方されます。これは、現代の最先端の科学に基づいて開発された薬です。ですから、効き目は大いにあります。ただし、処方されたときに渡される説明書きにもあるように、何らかしらの副作用があるのは事実です。胃に悪い、血圧が高くなるなど、よく見ると飲みたくなくなってくるような副作用も正直に書かれています。しかし、その副作用を考慮に入れてもなおかつ、病気を改善する効能の方が勝っているので、処方されており、飲むことがよいと信じて服用しています。一方、東洋医学では、昔から効くとされる草木や動物からとれる物などを使って漢方薬が調合されます。これは、古来からの実績に基づいて作られている薬です。ですから、皆が認めながら何年も服用してきた伝統があります。
西洋医学のように目に見えての効果というよりは、徐々に改善していくという形です。きつい薬ではないので、副作用も少ないと考えられます。神秘的な部分も感じますが、淘汰されて現代に残っているからには、効き目がないとは言えません。特に、きつい薬を飲むことが許されない状況にある方、例えば妊婦さんには、妊娠中であり赤ちゃんや母胎に負担のかかる医薬品よりは、この漢方薬が処方されます。赤ちゃん等への影響を最小限にするためです。もし、漢方がなかったら、妊婦は危険を冒して強い薬を飲まなければならなかったでしょう。この意味では、医学の進んだ現代においても頼らざるを得ない薬と言って間違いないです。では、どっちを選べばよいのかと言うと、医師や薬剤師と相談の上ということになります。
体の状態をみて、負担が強くてもよければ、即効薬として医薬品を、負担をかけられない状況にあれば漢方薬を飲む必要があります。ケースバイケースで対処し、上手に両者を利用することが大切です。病気に立ち向かうときに、一本の矢しかないのではなく、別角度の二本目の矢があることで問題が解決する確立をぐっと上がります。薬にたよるだけではなく、自分の免疫力や治癒力を高めることも大切な視点です。体力を高めれば、そもそも薬が必要な場面も少なくなるはずです。バランスのよい食事と睡眠、運動を欠かさないことが重要です。
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